THE プロフェッショナル広島
  • soso
ATSUKO
HAYAKAWA

実務歴28

  • 講師
日本語教師

早川 敦子はやかわ あつこ

広島市南区

日本で働く外国人のためのビジネス日本語を、会話から読み書きまで、基礎力重視で確実に指導。

日本語教師として14年間、外国人に日常会話を教えてきた経験から、ビジネスパーソン向けの日本語教育の必要性を痛感。製造業やIT企業、ALT(アシスタント ランゲッジ ティーチャー)等、各業界で「現場で必要とされる日本語」を指導したいとの思いから起業し、ビジネスパーソンへの日本語指導を行っている。

  • ビジネスパーソンへの日本語指導

    日本で働く外国人を対象に、仕事で使う言葉や社内でのコミュニケーションに必要な日本語の習得を指導している。
    たとえば、仕事上の上下関係や敬語、依頼や指示、社内規則から読み書きまで、ビジネス習慣やマナーをからめて指導する。初級クラスから敬語表現を取り入れ、中級クラスでは会話指導だけでなくビジネス文書の読み書きも行うなど、文法の基礎からきちんと学べるところが特長。
    契約は企業でも個人でも可能で、習得期間やレベルは学習者のニーズに合わせ、マンツーマンの指導も可。日本語で日本語を教える「直接法」で指導するため、学習者の母国語は何語であっても対応できる。目安として、2週間集中指導で相手の指示が理解できるようになる。

  • 一般日本語指導

    対象者はビジネスパーソンの家族など、日本で生活する外国人全般。 「です、ます」を使った教科書の日本語だけではなく、生活に密着したカジュアルな話し方や方言まで、対象者が必要とするレベルに合わせたレッスンが可能。
    マンツーマン指導からグループレッスンまで対応できる。単に日本語を話せるようになるだけでなく、文法を含めた基礎を身につけ、応用力をつけることで学習者が自立できるような指導を心掛けており、本気で日本語を学びたい人には定評の指導内容が特長。
    今後は、仲間を作りたいという方のために、月に一回などコミュニティーの場を提供することも考えている。

  • E-mailで作文添削指導

    日本語レベルは関係なく、ひらがなで作文を書くことができる人が対象。実は「書く」という作業は「話す」以上に難しい。文章を書くことで、さらに深く日本語を理解してもらうことを狙いとする。
    添削指導では書かれた文章の全体を見渡し、文の構成や文法の誤用を正していく。間違いを指摘するだけならば誰にもできるが、なぜ間違っているのかということを掘り下げ、理論的に解説することができるのは、日本語に対するより深い知識があるからこそ。
    添削は月に1回程度で、初級は簡単な文章から、上級は1000文字程度(原稿用紙で2枚程度)のまとまった文章まで、学習者は課題作文か自由作文のどちらかを選択できる。

  • 日本語指導のための教材開発・作成

    すぐに使えて役に立つ教材、ニーズ別教材の作成実績を持つ。
    たとえば小・中学校で英語を教える英語指導助手の先生用の日本語教材の場合は、場面設定を学校に限定することで日本語が理解しやすい内容となっている。
    また、アメリカからの帰国子女用に教科書の内容を分かりやすい日本語で作成した読解教材の実績もある。
    市販されている教材はごく一般的な事例による内容になっているため、分かりにくい部分もある。 依頼があれば業種別に絞ることや、外国人研修生用に会話教材を作成することも可能。

業務内容

日本語教室運営
●外国人のための日本語指導
ビジネスパーソンのためのビジネス日本語・日常会話、ALT(アシスタント ランゲッジ ティーチャー)のための学校生活会話、その他の外国人のための日常会話、スキル別(会話/文法/文字など)指導、日本語能力試験対策講座
●日本語指導のための教材開発・作成
会話テキストおよび文法練習問題の開発・作成・販売

資格等

日本語教育学会会員
日本語教育能力検定試験 合格
文部省認定420時間対応日本語教師養成講座終了
日本語学校 専任経験あり
英検2級 合格
秘書技能検定2級 合格
日商簿記検定3級 合格

講師実績

弥勒の里国際文化学院日本語学校 常勤/非常勤講師
広島日本語学校 非常勤講師
広島インターナショナルスクール 非常勤講師
(広島の大手自動車メーカー 派遣講師)

最新の実績

個人事業主として日本語指導④
広島市安芸区矢野新町の自動車関連企業にて24回+12回(2022年1月〜10月)の日本語研修を行う。対象は日本国籍を持つ外国育ちの新入社員。
日常会話に問題はないが、ビジネスに必要な日本語での文書作成を習得するための授業を行った。

・ビジネス文書でよく使われる漢字語を知り、読んで理解するのが速くなり仕事の効率が良くなった。
・メールの返信時、ビジネスらしい敬語を使った文章が書けるようになり、社内で褒められた。
・お客様/サプライヤーとの打ち合わせで、漢字語や婉曲な表現が多いビジネス会話が理解できるようになり、また失礼のない表現で返答できることが増え、仕事がやりやすくなった。
などの声をいただいた。

また、授業で大切にしていることとして、表現の元にある日本のビジネス習慣や文化について伝えるということがある。
これが理解できないと言語だけ学んでも心理的に使用に抵抗があったりし、実際に生きた日本語になりらない。学習者からも社内研修では聞けないことなので、役に立ったと喜ばれた。

連絡先

早川敦子

韓国サムスングループ地域専門家育成研修における日本語研修

弥勒の里国際文化学院にて非常勤講師として勤務。
1期目はクラス担任として初級クラスの授業とクラス管理を担当。
2期以降は初級/中級/上級の授業を担当。ビジネス日本語に進むきっかけとなった。

非常勤講師として日本語学校に勤務し進学クラス担当

弥勒の里国際文化学院、ひろしま日本語学校で非常勤講師として日本の専門学校/大学へ進学希望の中国人/ベトナム人クラスを担当。初級日本語から日本語能力試験に対応した進学指導を経験。
弥勒の里国際文化学院では中間/期末試験の作成にも携わる。

派遣講師として地元企業の外国人社員へ日本語指導

ひろしまインターナショナルスクール、JM&Cからの派遣講師として地元大手自動車会社とその関連会社の非漢字圏の外国人社員への日本語指導を担当。
働きながら日本語を学ぶ外国人に対応したカリキュラム作りや英語のでの対応を経験。

個人事業主として日本語指導 ①

地元大手自動車会社デザイン部門の外国人社員への日本語指導。
例1 初級終了後の中国人。中級指導と仕事で使うための日本語、特にデザインで必要とされる用語表現を中心に指導。形のないデザインについて理解する/表現するための日本語のような学習者に応じた指導。約3年間。

例2 日本国籍を持ち、海外で育った新入社員。日常会話/仕事に必要な会話は十分できるが、漢字学習経験がないため、漢字を集中して指導。日本語能力試験対策のテキストを使いながら仕事に必要な語彙を指導。約2年半。

個人事業主として日本語指導 ②

広島に住む外国人への日本語指導。
日本人と結婚して広島に住む外国人。会話はなんとかできるがこれまで日本語教育を受けた経験がない人。システマティックに学ぶこと、読む書く指導を行うことで自己流の日本語が整理された。

個人事業主として日本語指導 ③

呉の企業に転勤で来た非漢字圏の外国人社員。日本と海外拠点のパイプ役になれる人材育成が目的の転勤。
実際の業務をしながら、週2回3時間の日本語研修を行う。日本人社員とのコミュニケーションができる日本語習得が目標だが、その到達度は日本語能力試験合格によって判定されるため、日本語能力試験対策の授業となる。3年継続中。