8年来の翻訳経験で培った英語スキルと、グラフィックデザイン・Webデザイン・イラストを武器に、友人とデザイン&翻訳のユニットを組んでいた栗栖さん。
今後は翻訳や言語サポートをメインにしていきたいとユニットを発展的に解消し、「KOTOBA DESIGN STUDIO」を立ち上げた。
翻訳家として、あくまでも「ことば」にこだわり続ける。
「この仕事は、国内外のいろんな人と出会えます。翻訳を通じて、人と人との橋渡しをしていければいいですね。
『ことば』は人間のコミュニケーションツール。それだけに大切に扱っていきたいと思っています」 |
| |
|
アメリカ人のライターがパートナー。一緒にいる中で、文化や考え方、意志表現の違いを学び、日本の良さを再発見した。
海外の人々に本当の日本の歴史、伝統などを十分伝えきれていなかったことも痛感したという。
「今、国内ではさまざまな英文が氾濫していますが、海外の人から見たら『こんな表現はしない』というものも多くあります。現地の人が使っている表現を使わないと、伝えたいものも伝わらないということにもなりかねません。
だからこそ、現地の人が使っている言葉、いわゆる、言葉の現地化『ローカライゼーション』を心掛けています」
海外サイトを日本人向けにアレンジしてHTMLコーディングし直すなど、国内外に向けたWebサイトの翻訳・製作を手掛けていく中で、その国で使われている言葉に翻訳していくことの重要さを改めて認識したという栗栖さん。
「技術翻訳はそれを読む対象者が限られていますが、Webの世界はボーダレスで不特定多数の人が対象になります」 |
| |
|
「それだけに、より多くの人々が関心を持つようなネイティブ感覚の翻訳が強く求められています。
ただ文字を変換するのではなく、きちんとした英語を乗せた的確なコピーを提案することを心掛けています」
技術翻訳やWeb翻訳はもちろん、メールのやり取りや海外本部とのインターネット会議の言語サポートなども行うため、クライアントからの紹介で次の仕事に繋がるケースも多いのだそう。
「これからは一人でも多くの人に日本の良さを伝えていきたい。これは翻訳家としての使命だと感じていますし、ライフワークにしていきたいのです。そのためには、さらに自らセンスを磨き続けていきたいと思っています」
情報がグローバライゼーションしていく中で、自らの役割を認識し、翻訳家らしくコミニューケーションツール「ことば」を大切に、新しい世界に挑戦していきたいと意気込みを語ってくれた。 |
| |
|