THE プロフェッショナル広島
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MANABU
HIROZAWA

実務歴36

  • コンサル・アドバイザー
電装品技術コンサルタント

広沢 学ひろざわ まなぶ

広島県廿日市市

自動車はもとより産業用機械全般の電子制御をアドバイス。新製品の開発から電波による誤作動までカバー。

自動車が電装化によって「走るエレクトロニクス製品」になって久しい。今や100個近いシステムをコントロールする数十個のECU(Electronic Control Unit)が搭載されている車種もあるという。広沢学さんは自動車メーカー・マツダでエンジンからボディまで、さまざまな車載コンピュータ一のシステム開発を手掛けてきたエンジニア。出向した部品メーカーで回路設計、ソフト実装なども経験。電波に関する知識も豊富だ。さらに、自動車分野向けの安全に関する国際標準規格の企画、立案、作成にも携わったエキスパートだ。高度化された機械が社会を維持している時代。電子制御によって安全性を確保した利便性の高さが重要視される。〝脱ケイレツ〟が一段と加速している今、「広島から世界に羽ばたく部品メーカーを!」と願う広沢さんの新たな挑戦が始まった。

  • メーカーとサプライヤーそれぞれの立場を経験

    ハイブリッドやパワースライドドア、バックカメラやコーナーセンサなどの量産化に向けた開発に携わった広沢さん。商品を開発するには、車両のさまざまなシステムが互いの影響も考慮した上で、どのように動くべきかについて精通する必要があるが、豊富な開発経験から必要なスキルを身に付けている。さらに、量産化にあたって、メーカーはサプライヤーを上手にコントロールすることも必須となるが、広沢さんは6年間サプライヤーに出向して開発業務に従事した経験もあり、その特性や仕事のやり方なども熟知していることから、メーカーとサプライヤー、それぞれが担うべき役割についてもアドバイスできる強みを持つ。

  • 万が一の故障時にもユーザーの安全を確保する設計

    自動車には万が一車載コンピュータが故障したときでもユーザーの安全が維持できる対策を施す「機能安全」と言われる設計が必須となる。「機能安全」に関する豊富な知識と優れた技量を持つ広沢さんは、安全を確保するためのプログラミングや回路設計などを開発するプロセスや、実装技術も知り尽くしている。自動車用の機能安全に関する国際標準規格「ISO26262」の作成委員として辣腕をふるったほか、マツダ社内における「ISO26262」の社内定着に向けた社内教育および評価を行う監査責任者なども担当。さらに、進化の著しい自動ブレーキや自動運転などの高度運転支援システムの性能の限界に対する安全確保についても知見を持つ稀有な存在だ。

  • 図面と部品の双方で問題点を洗い出す

    電装品メーカーで6年に渡って電装品の開発に携わり、電装品のハードとソフトの両面の技術を習得した広沢さん。さまざまなシステムの開発だけでなく、部品によって起きた問題とその対策も数多く経験しており、高い品質の確保に必要なノウハウを持つ。その知見を活用し、マツダ社内での部品やソフトの監査標準の作成を指揮するなど、不具合の未然防止を図ってきた。ソフトウェアやハードウェアはもとより、樹脂設計の機構部品に至るまで、図面や試作品を見て、潜在的な問題点を洗い出すことができる上、問題が発生した場合は、綿密に原因を分析して、再発防止についての的確な対策を考案することもできる。

  • 電波やノイズを的確にコントロール

    広沢さんは電装品メーカーでキーレスエントリシステム(キーレス)の開発を経験。電波を使ったキーレスは、作動する範囲が狭いとユーザーからクレームが来るという。そこで、いかに法律の許容範囲内で最大の電波を発信するか、またその電波を最大限受信できるようにするかが課題となる。その際、電波の送信機や受信機に載っているマイコンからノイズが発生するが、それを限りなくゼロにすることが、送受信性能の向上には必要となる。飛行機の離着陸時に電子機器の使用が制限されるのも、発生するノイズによって飛行機の計器類や通信機器に障害を与える恐れがあるから。広沢さんは電磁波による誤作動などの対策にも造詣が深い。

業務内容

●カーエレクトロニクスのオンサイト技術コンサル
●カーエレクトロニクスの新技術、新製品開発サポート
●医療用機器や産業用機械の開発コンサル
●製造ラインの問題点と改善検討
●カーエレクトロニクスの講習会講師

公職

・2014年~2017年 自動車工業会 電子安全性分科会 委員
・2002年~2006年 自動車技術会 ソフトウェア技術文書分科会 分科会長(自動車技術会出版 JASO-TP01002 編集主査)
・自動車技術会 機能安全分科会 委員(日本規格協会出版 ISO26262:2018 part9邦訳版編集主査)

講演実績

2020年2月“機能安全”講座開講予定
(広島テクノプラザ)

連絡先

広島カーエレ 広沢 学
〒739-0412 広島県廿日市市宮島口西2-12-22